手足口病について

おもな症状

手足口病の特徴的な症状は以下の通りです。

発疹
手のひら、足の裏、口の中に小さな水疱性の発疹が現れます。発疹は痛みを伴うことがあります。
発熱
軽度の発熱が見られることが多いです。高熱が出ることはあまりありませんが、場合によっては発熱が続くことがあります。
口内炎
口の中や喉に痛みを伴う潰瘍ができることがあります。このため、食事や飲み物が摂りにくくなることがあります。
全身の倦怠感
疲労感や食欲不振が伴うことがあります。

原因

手足口病の原因は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどのウイルス感染です。これらのウイルスは以下のような経路で感染します。

飛沫感染
感染者の咳やくしゃみなどにより、ウイルスが飛散し、それを吸い込むことで感染します。
接触感染
ウイルスが付着した手や物に触れ、その手で口や鼻に触れることで感染します。
糞口感染
ウイルスが含まれた便に触れた手で口に触れることで感染することもあります。

治療方法

手足口病に対する特別な治療法はありませんが、以下の対症療法を行うことが一般的です。

鎮痛薬
発熱や口内の痛みを和らげるために、アセトアミノフェンなどの鎮痛薬が使用されることがあります。
水分補給
口内炎の痛みで食事が難しくなるため、水分補給をこまめに行い、脱水を防ぐことが重要です。
安静
十分な休息を取り、体力の回復を図ります。

予防方法

手足口病の予防には、以下のような対策が有効です。

手洗い
手指を石鹸と水でしっかりと洗うことが、感染予防の基本です。特にトイレの後や食事の前後には必ず手洗いを行いましょう。手洗い後にNEWスーパーMで乾燥、除菌するとより効果的に予防が行えます。
消毒
ウイルスが付着しやすいおもちゃや家具、ドアノブなどを定期的に消毒することも重要です。特に外出時にも使用するお手持ち品(スマホ、ハンカチなど)は、NEWスーパーMで除菌すると効果的です。
飛沫感染の予防
咳やくしゃみをする際には、口と鼻をティッシュや肘で覆うなど、飛沫感染を防ぐ工夫をしましょう。
接触を避ける
手足口病の流行期には、感染の可能性がある場所(人混みや公園など)への訪問を控えると良いでしょう。

手足口病は通常、1週間から10日程度で自然に治癒しますが、症状が重い場合や長引く場合は医師の診察を受けることが推奨されます。適切な予防と対策を行い、手足口病の感染拡大を防ぎましょう。