2019年9月26日 東京都 福祉保健局 報道資料より抜粋
東京都は9月26日、都内がインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。昨年より2カ月以上早く、この時期の流行期入りは異例です。
直近の1週間(16~22日)に都内419の医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり1.06人で、流行入りの目安となる1人を超えました。例年の流行入りは11月下旬から12月初旬で、昨年は12月に入って1人を超えました。
なぜこの時期に流行が始まったかはわかっていませんが、専門家は今季の流行のピークが早まる可能性もあるとみています。
沖縄県は警報発令中
インフルエンザ警報発令中の沖縄県は、第38週の患者報告数が52.22人となり、第37週の50.79人よりさらに増加。低年齢層を中心に流行しており、今シーズンの累計では1歳から14歳までの患者が54%を占めています。
インフルエンザ対策のポイント
インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」とウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで間接的にウイルスに接する「接触感染」。予防に有効な方法としては、ワクチン接種のほか、流水・石鹸による手洗い、マスク着用などの咳エチケット、などがあげられます。

- こまめな手洗い
- 休養・栄養・水分補給
- 咳エチケット
- 適度な室内加湿・換気
- 予防接種(かかりつけ医と相談)

