「手足口病」定点あたりの報告数が36都道府県で警戒レベルを上回っています

ウイルス関連情報

7月後半から減少傾向にあった手足口病の定点当たりの報告数が3週連続で増加し、第36週(9月2日~9月8日)の報告数では、全国36の都道府県で基準値の5.0を上回り流行が警戒されるレベルとなっております。

全国の定点あたりの報告数は8.03、感染者数25,143人と過去10年間の同時期の数値と比較して、最も多い数字となっております。

報告数都道府県別の上位3位としては、
第36週(9月2日~9月8日)富山県(17.45)、滋賀県(11.28)、宮城県(11.25)
となっており、全国では以下のような報告数となります。

手足口病予防のためにできること

適切な手洗いと消毒
猛暑の中でも、基本的な感染予防策である手洗いや消毒を徹底しましょう。特に外出先から帰宅した後や食事前にしっかり手を洗うことが重要です。

体調管理の徹底
体調不良が続く場合は、早めに医療機関に相談し、適切な対応を取ることが大切です。また、疲労が溜まりやすい季節でもあるため、子どもたちの体力をサポートする栄養バランスの取れた食事と十分な休養を心がけましょう。
屋内環境の工夫
エアコンを使用している場合でも、定期的に換気を行い、密閉された空間でのウイルス拡散を防ぐことが大切です。

まとめ

手足口病の予防には、手洗いが非常に重要です。手指を石鹸と水でしっかりと洗うことで、ウイルスの拡散を防ぐことができます。特にトイレの後や食事の前後には、徹底した手洗いを行いましょう。また、ウイルスが付着しやすいおもちゃや家具、ドアノブなどを定期的に消毒することも予防に効果的です。

手洗い後にNEWスーパーMを利用して手指を乾燥除菌する事により、より効果的にウイルスの除菌が可能です。また、ハンカチやスマホなどのお手持ち品の除菌にも効果的です。

出典:国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/)
参考:手足口病について

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