2024年も年末を迎え、50週から51週にかけて、インフルエンザの定点あたり報告数が前週比で倍以上に増加しています。一部の都道府県では警報レベルを超え、警戒が必要な状況となっています。
インフルエンザについて
インフルエンザは、一般的な風邪の症状である鼻水、くしゃみ、咳などに加え、突然の38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状を伴う感染症です。
特に小児では急性脳症、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を引き起こすなど、重症化する可能性があるため注意が必要です。
予防・治療について
- 症状がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を心掛けましょう。
- 外出後には石けんで手を洗い、清潔を保ちましょう。手洗い後にNEWスーパーMで除菌乾燥すると更に効果的です。
- 室内では加湿器を使用するなどして適度な湿度を保つようにしましょう。
- 十分な休養とバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
- インフルエンザワクチンの接種を希望する方は早めに接種を受けましょう。
- 人混みや繁華街への外出はできるだけ控えましょう。
- 発症した場合は早めに医療機関を受診し、十分な休養をとりましょう。また、水分をしっかり補給してください。
- 小児・未成年の患者は、急な異常行動(走り出す、部屋から飛び出す、徘徊するなど)を起こす可能性があります。自宅で療養する際は、少なくとも治療開始後2日間、保護者が目を離さないように注意しましょう。また、小児が容易に住居外に飛び出さないための対策を講じることも重要です。